関空の訪日客、コロナ前超え2カ月連続 日本人も回復続く=3月実績
関西国際空港と伊丹空港(大阪国際空港)、神戸空港を運営する関西エアポートグループの2024年3月利用実績(速報値)によると、関空の国際線と国内線を合わせた総旅客数は、前年同月比47%増の258万6825人だった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行前の2019年同月と比較すると10%減だったものの、9カ月連続で200万人を超えた。 【写真】関空を出発するカタール航空の再開初便 国際線の旅客数は86%増(19年同月比12.0%減)の197万8449人で、2年2カ月連続で前年を上回った。このうち外国人旅客は81%増(4.6%増)の146万8559人。速報値として2年1カ月連続の前年超えで、2カ月連続でコロナ前を上回った。日本人旅客は2.04倍(39.4%減)の50万6732人で2年11カ月連続で前年を上回り、コロナ前の6割超えの回復が続いた。また、通過旅客は41%増の3158人だった。 国内線の旅客数は13%減(5%減)の60万8376人で、5カ月連続で前年を下回った。 また、国際貨物量は3%減(8%減)の6万3103トンで2カ月連続で前年を下回った。
Yusuke KOHASE