神戸・住宅街で突然、10メートル超の「巨大水柱」 消火栓の破損が原因で噴出か
21日午後2時45分ごろ、神戸市長田区の歩道で、「水道管が爆発、マンホールの蓋が吹き飛ばされた」と通行人の女性から110番があった。長田署などによると、歩道上の消火栓から約10メートルの高さまで水が噴出したが、けが人はいなかった。 神戸市水道局によると、水道管に接続されている消火栓用のバルブが一部破損し、水が噴き出したという。水道局の職員が損傷した箇所につながる弁を閉じ、同日午後3時20分ごろに噴出は止まったという。 このトラブルの影響で、同区山下町4丁目付近の住宅など15棟で断水した。同水道局などが原因を調べている。 近くに住む住民女性(82)は「寄り付けないくらいすごい勢いだった」と驚いた様子だった。 現場は山陽電鉄・神戸市営地下鉄の板宿駅から約500メートル東の住宅街。