堀江氏・前澤氏が対策求む 県内でも〝なりすまし投資詐欺〟被害急増【長野】
11日、県内で1億円超えの高額被害が明らかになるなど、詐欺被害が相次いでいます。 手口は巧妙化していて、最近は有名人になりすました投資詐欺が急増しています。 「犯罪被害防止に多大な貢献をされました」 「ありがとうございました」 山形村のセブンイレブン信州山形店。「電話でお金詐欺」の被害防止に貢献し、松本警察署から感謝状が贈られました。 ■松本警察署生活安全・刑事担当 座光寺達也管理官 「最近では著名人になりますしてSNS等で投資を進めるような手口が増えている」 こちらは、ホリエモンこと堀江貴文さんを名乗る人物のラインアカウントです。「投資はギャンブルではなく、理性的な選択」と書かれています。有名人になりすまし投資を呼びかける詐欺が急増しています。 10日、実業家の前澤友作さんと堀江貴文さんが自民党の勉強会に出席し、SNS運営事業者の規制などを訴えました。 ■堀江貴文さん 「ディープフェイクの動画とか僕がしゃべっている動画とかも最近出てきている。広告を規制しないと騙されてしまう」 ■前澤友作さん 「なりすまし広告を一切削除しませんかという提案をしました。みなさん押されて(アクセスして)騙されてしまっているので僕の責任も感じている」 11日、長野市に住む70代女性の1億円を超える高額被害が明らかになるなど、県内では詐欺被害が相次いでいます。特に増えているのがSNSで投資家や有名人などを騙り、金をだまし取る「SNS型投資詐欺」です。 県警によりますと今年、県内では2月までに10件発生し、被害額は1億5000万円を超えています。警察は「SNS上で有名人を騙り投資を呼び掛ける広告は詐欺を疑ってほしい」と注意を呼び掛けています。