夏の高校野球岡山大会 13日開幕 100周年の甲子園へ56チーム激突
第106回全国高校野球選手権岡山大会は13日、岡山県倉敷市のマスカットスタジアムなどで56チーム(58校)が出場し開幕する。開場100周年の甲子園に立つのは果たしてどこか―。 【各チームのメンバー表はこちら】 好チームがひしめき、混戦模様だ。春の県大会を制した倉敷商と、センバツ出場の創志学園が2強か。Aシードの光南、関西、理大付も戦力は充実。連覇を狙う山陽と、昨秋県3位の学芸館はノーシードから巻き返しを期す。Bシードの城東、総社南、岡山東商も候補に挙がる。 低反発の新基準バットが導入されて初めて迎える夏。さらに、例年以上に速球派の好投手が目立ち、「投高打低」が予想される。昨年に続いて延長十回から採用されるタイブレークの戦い方も重要になりそうだ。 開会式は期日に先立ち11日午後3時半から倉敷マスカットで行われ、朝日の香川旺介主将が選手宣誓する。熱戦の舞台はマスカットと倉敷市営球場、美咲町のエイコンスタジアムの3球場。日程が順調に進めば、5日間の休養日(19、22、25、26、28日)を挟み、29日に晴れの代表が決まる。 昨年は接戦をくぐり抜けた山陽が甲子園で岡山勢として12年ぶりの1大会3勝を挙げ、11年ぶりの8強と躍進した。この夏も“強者”を選ぶのにふさわしい、全力勝負を期待したい。