俵万智氏 30年前発売の“相棒”と最後の別れ 高額&超名機の美品に読者興奮「博物館クラス」「文化財的価値ある」
歌人、エッセイストの俵万智氏が21日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「初めて使ったワープロ」として、30年前に発売された超年代物の写真を公開した。 【写真】骨董品レベルの“相棒” 博物館に展示できそう 俵氏はXで、「初めて使ったワープロ、オアシスです。今日お別れするので記念撮影。親指シフトのキーボードは本当に素晴らしかった。ありがとう」とつづり、大型のワープロの写真を投稿。富士通が1994年5月に発売し、97年3月製造終了した「OASYS 30-AP101」で、発売から30年を経ても現役で使われながら、目立った傷などはなく、丁寧に扱われていたことがうかがえる。 同機はパーソナルワープロとして初めてハードディスク(HDD)を搭載した機種で、当時の最新鋭技術を搭載。価格も23万8000円と高額だった。この投稿には「まだあったこと自体が素晴らしいです」「ずっと使ってもらえて、設計製造した方々が見たら、泣いちゃうかも」「博物館クラスですね」「これはもう何かの文化財的な価値があるのでは」などの声が殺到した。 また、俵氏の代表作「サラダ記念日」になぞらえ「『きょうは初めて使ったワープロ、オアシスとのお別れ記念日』ですね」「今日が『WPお別れ記念日』と言う歌集出されないですよねw」などの声も目立った。