吉備中央町の浄水場水質問題 25日から町民の血液検査へ 岡山
岡山県吉備中央町の円城浄水場から有害性が指摘されている有機フッ素化合物が検出された問題で、町は血液検査の日程を発表しました。
11月5日現在、希望者など血液検査の対象者は808人で、このうち13歳以上は11月25日から12月1日まで町総合福祉センターなどで採血します。2~12歳については12月1日と8日に小児科医院で採血します。 分析機関で約1カ月かけて分析したあと、2025年1月をめどに結果を知らせる予定だということです。今後希望者が増えれば、検査日程を追加することもあるということです。 この問題は、2020年から2022年までの3年間、円城浄水場から国の暫定目標値を大きく上回る有機フッ素化合物が検出されたものです。 原因究明を行った有識者委員会が2024年9月に町に提出した報告書では、「発生源は資材置き場に置かれていた使用済みの活性炭と考えるのが妥当」と結論付けています。
KSB瀬戸内海放送