イフェイオン

　「桜花賞・Ｇ１」（７日、阪神） 　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の吉田順一（栗東）、石堂道生（美浦）の両トラックマンが、出走を予定する各馬をＳ～Ｃ評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真】桜の女王の座は誰に？桜花賞出走馬の馬体をチェック 　【イフェイオン　Ｃ】 　３戦目でフェアリーＳを制覇。今回はそれ以来だが、あばらを見せて銭形斑点も浮き出ている。１週前追いでは口向きに課題は見せて反応に課題を残しているが、体は余分な脂肪がなくスカッと仕上がっている。少し前重心とは言えトモがかなり流れており、そのあたりが頭の高い走法につながっているか。かなり立ったつなぎは短めで回転の速い走法。本来は素早いギアチェンジができるはずだが、現状はまだ若さも残っており成長の余地を残す段階か。スローの上がり勝負が理想な脚元と走法からすれば、阪神千六がポイントだ。（馬サブロー栗東・吉田順一） 　〈１週前追い切り診断〉栗東ＣＷで６Ｆ８３秒９－３６秒７－１１秒４（一杯）をマークした。１秒以上先行する僚馬２頭を見ながらスタート。道中で慌てるそぶりもなく、ゆったりとしたリズムで進み、残り１Ｆ手前でとらえると、中のナイトアクアリウム（４歳２勝クラス）に半馬身、外のエミサソウツバサ（５歳１勝クラス）に半馬身先着と上々の反応を示した。直前にサッと追えば、ちょうど良くなりそうだ。