地震で壊れた“人形”などの供養 金沢の神社で依頼増加 例年の3倍ペースに
金沢の神社では、今回の地震で壊れたり自宅で保管できなくなった人形やぬいぐるみが持ち込まれ、供養する依頼が増えています。 【写真を見る】地震で壊れた“人形”などの供養 金沢の神社で依頼増加 例年の3倍ペースに 金沢市の安江住吉神社では、不要になった人形の供養を1年を通して受け付けています。神社には地震以降、壊れた人形や倒壊した家屋で保管が難しい嫁入り道具などを供養したいとの問い合わせが多く、先月は例年の3倍ほどになる50件の依頼がありました。 安江住吉神社・菅野佐登志宮司 「人形を大切にするという気持ちが能登の方は特に強い。一層気を引き締めて、心を込めて供養したいと思う」 志賀町から訪れた家族は、自宅の片づけ中に見つかった雛人形などを持ち込んでいました。 志賀町から来た家族 「地震があったのでこの機会にということで持ってきた。ひな人形に関しては41年ものなので『今までありがとう』という気持ちです」 神社では、遠方からの参拝客のために郵送による供養の申し込みも受け付けています。
北陸放送