ブンデス制覇へレヴァークーゼンはここからが本当の勝負 相手の”徹底守備”をどう崩す「ボルシアMG戦のような経験は……」
前節ボルシアMG戦はスコアレスドローに
2位バイエルンに2ポイント差をつけてブンデスリーガ首位に立つレヴァークーゼン。ここまでの戦いは見事だが、本当に難しくなるのはここからだ。 それは前節のボルシアMG戦でも味わったはずだ。ボルシアMGは試合当初より徹底的にゴール前を固めるディフェンシブな戦い方を選択し、レヴァークーゼン攻撃陣はそれを最後まで崩せなかった。スコアレスドローで終わってしまい、バイエルンとの差は詰まった。 ブンデスリーガ公式によると、レヴァークーゼンのFWパトリック・シックはボルシアMG戦のようなアプローチを取ってくるチームが増えるだろうと覚悟している。それだけレヴァークーゼンが警戒されている証であり、それを攻略しなければブンデスリーガ制覇は見えてこない。 「おそらく他チームは僕たちのプレイぶりを見て、もっと準備をしてくるだろう。ラインを低く設定し、全員の守備ブロックで守ってくる。ボルシアMGとのゲームもそうで、あのような経験はしたことがない。彼らは全員がボールより後ろに位置して守備をし、攻撃を放棄していた。まるでハンドボールのようで、スペースを見つけるのが本当に大変だったよ。勝ち点を2点失ったことは痛かったね」 ここから本日のダルムシュタット戦、6日のDFBポカール準々決勝・シュツットガルト戦を挟み、10日にバイエルンとの頂上決戦が控えている。このバイエルン戦は運命のゲームとなりそうだが、レヴァークーゼンは踏ん張れるか。
構成/ザ・ワールド編集部