中国の新航空機エンジンAES100、第15回中国国際航空ショーで披露
【東方新報】中国が独自開発した先進的な民間ターボシャフトエンジン「AES100」が13日、広東省(Guangdong)珠海市(Zhuhai)で開催された「第15回中国国際航空ショー(15th Airshow China)」で披露された。 1100キロワット(kW)の出力を持ち、5~6トンの双発ヘリコプターまたは3トンの単発ヘリコプターに搭載可能のエンジンだ。 これは、国際基準を満たし、中国民用航空局(CAAC)の認証も取得した中国初の完全な独自開発のターボシャフトエンジンである。 「中国航空発動機集団(AECC)」は「AES100」を、高効率、低燃費、長寿命が特徴の、高い信頼性を誇るエンジンだと説明する。 「AES100」のチーフデザイナーは「氷結、大雨、強い電磁環境など複雑な条件下でも安全で安定的に稼働する点を強調する。 このエンジンを搭載したヘリコプターは、パトロール、救助、観光、ビジネスフライトなど様々な任務を遂行でき、環境適応力に優れ、幅広い用途への応用が期待される。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。