75人分の個人情報、ファイルを紛失…盗難の可能性も
兵庫県尼崎市は15日、国民健康保険に関する書類を保管していたファイル1冊を紛失したと発表した。ファイルには内容変更の届けがあった41世帯75人分の氏名や住所、被保険者証番号のほか、少なくとも15人分の死亡診断書の写しがとじられていた。連絡がとれた37世帯について、被害は確認されていないとしている。 【写真】 個人情報の紛失を受け、謝罪する稲村和美市長（23日、兵庫県尼崎市で）
国保年金課によると、男性職員が9月12日夕、ファイルを机上に置いて帰宅し、4連休後の17日朝になくなっているのに気づいた。課内を捜すなどしたが見つからず、盗難の可能性もあることから、10月7日に尼崎南署に被害届を出した。 村田秀明課長は「非常に申し訳ない。施錠可能な場所に保管するよう徹底する」と話した。
