スリランカで開催 CHOGMとは
11月15日からスリランカ南東の都市、コロンボでCHOGMが開催されます。CHOGMとは、Commonwealth Heads of Government Meetingの頭文字をとったもので、「英国連邦政府と連邦諸国」による首脳会議のことです。英国連邦とはイギリスと旧イギリス領の53カ国のことで、オーストラリアやニュージーランド、南アフリカやインド、カナダなどがあります。各国の首脳のほかに、イギリス王室からチャールズ皇太子が出席されます。 なお、こういった旧イギリス領の国が集まるイベントとしては、政治的なCHOGMのほかに、4年に1度、Commonwealth Gamesといって、英国と英国連邦の国と地域が参加するスポーツイベントで、オリンピックのような盛り上がりになるそうです。 今回のCHOGMは2年に1度、開催され、主に世界及びイギリス連邦諸国が抱える諸問題を議論し、集団的政策への取り組みを決定します。アジアの国でホスト国となったのは、シンガポール、インド、マレーシアに次いで、4番目。アジア開催は1989年のマレーシア開催以来、24年ぶりとなります。 今年のテーマは「連邦諸国の成長・衡平、包括的開発の推進」を各国にて共有し、2015年の開発事業における検討事項の枠組みに焦点を当て、協議を進める予定です。また、そのような背景を踏まえ、会議期間中に、各種のビジネスフォーラムも並行して開催され、多様な業種間で交流を行い、連邦諸国の社会的開発の推進や更なる利益の創造を目指す試みも行われます。 会議は11月15日~11月17日まで開催されます。