「チケットを買えない万博は意味がない」と吉村知事 紙チケット10月から販売へ 予約なし入場も検討
来年の大阪・関西万博の入場チケットについて、博覧会協会が、10月から紙のチケットを販売する方針を固めたことがわかりました。 ■【動画で見る】「チケットを買えない万博は意味がない」と吉村知事 紙チケット10月から販売へ 万博の前売り入場券は現在、専用サイトから購入できる電子チケットのみですが、「購入の手続きが複雑だ」などという声が上がって、大阪府の吉村知事は「紙でも販売すべき」との認識を示していました。
■10月から「紙チケット」販売へ
こうした意見を受け、関係者によると、博覧会協会は、10月から、紙のチケットを販売する方針を固めたということです。 紙のチケットは全国のコンビニエンスストアなどで販売され、電子チケットと同様に来場日時の予約ができるもののほか、予約なしで入場できるものも検討されているということです。
■「行きたい人がチケットを買えない万博は意味がない」と知事
大阪府・吉村洋文知事は26日の会見で「行きたい人がチケットを買えない万博ってそこに意味があるのかなと思いますから、もう少し手軽に身近でシンプルに変えるような仕組みを構築する」 「空いているときは必ずあるわけですから、そういった時に予約せずにすっと簡単に万博に参加できるというような仕組みもあった方がいいなという風に思います」 「『じゃあチケット買おうか』となれば売り上げになるわけですから、売り上げが上がらないと、収支って赤字になりますから」と語りました。 紙のチケットの導入は、27日に行われる博覧会協会の理事会で協議される予定です。
関西テレビ