デミ・ムーア、代表作『ゴースト』をリメイクするチャニング・テイタムから連絡をもらっていないことを暴露
1990年に制作され、日本でも大ヒットした映画『ゴースト/ニューヨークの幻』。今も新たなファンを増やしている恋愛映画の名作だが、2023年2月にチャニング・テイタムがリメイクすることを発表した。チャニングは現在制作を進めているが、オリジナル版で主演を務めたデミ・ムーアには連絡していないことが発覚した。
先日まで開催されていたカンヌ国際映画祭に参加したデミ。雑誌『エンターテイメント・ウィークリー』のレポーターからこのリメイクについてチャニングから話を聞いたかと聞かれると答えは「ノー」。チャニングから直接は聞いていないと返答した。リメイクするときにオリジナル版のキャストや制作陣に連絡を取らないと、彼らにムッとされるのはよくある話。完成したリメイク版に対してオリジナル版から批判の声が上がることもある。でもデミにわだかまりはないもよう。「チャニングはとても才能がある。彼がどのような決断を下すのかとても興味がある」とレポーターに語った。
さらにデミは「どのような物語でもある意味ではすでに語られてしまっている。素晴らしいのは、その物語をさまざまな方法で再解釈できること。ときには手を出さずにそのままにしておいた方がいい映画もあるけれど、再解釈の中に素晴らしい驚きが存在する場合もある」とコメント、チャニングへの期待を語った。
チャニングも解釈を変えようと考えていることを明らかにしている。リメイクすることを明かしたとき「オリジナル版とは違うことをするつもりだ」とコメントしていた。またオリジナル版には、一部問題のあるステレオタイプが描かれていると指摘し「少し変える必要があると思う」と話していた。どんな解釈を見せてくれるのか、それを見てデミがどんな反応を示すのか楽しみにしたい。