西畑大吾、松平健と「マツケンサンバII」で距離縮める 17年ぶり復活「暴れん坊将軍」で親子役「自慢の父でした」
西畑は「現場にいるときも朗らかで、松平さんの周りに漂うオーラがすごく優しかったです。大変なシーンでも松平さんがいるだけで安心して撮影に臨めました。安心感を頂いていたと思います。話していて、現場を和ませる力をすごく感じました」と座長としての立ち振る舞いにも学ぶことが多かったとのこと。 演じる家重は右手に麻痺を抱える設定で、殺陣での動きが特殊であったことにも触れ、「右手に麻痺を抱え、左手しか使えない役どころなんです。そこでの殺陣は大変でしたが、時代劇の先輩や松平さんにアドバイスをもらって頑張りました。左手しか使えないのが逆に僕の役の個性になっていたと思います。楽しかったです」と話す。また、べらんめえ口調での演技についても「使ったことがなかったのでイントネーションが難しかったです。難しいところは監督と相談し合いながらやっていました」と振り返る。
西畑は「歴史ある作品の一員になれたことがすごく嬉しいですし、うちのおじいちゃんが『暴れん坊将軍』が大好きみたいなんです。まだおじいちゃんには出るとは言っていないんですけど、言ったらびっくりするだろうなって。新春の放送が今から楽しみです」と述べ、「ストーリー自体も、今の世間で実際に起こっていることを風刺したような内容が含まれていたりするんです。現代の若者が見ても楽しんでいただける内容じゃないかなと思います。何と言っても上様がかっこいいです。上様の段違いな迫力を楽しんでほしいです」と呼びかけた。(取材・文:名鹿祥史)