実は大の仲良し♡テイラー・スウィフト&ビヨンセの友情タイムライン
2023年の音楽シーンに欠かせない存在だった、テイラー・スウィフトとビヨンセ。どちらもツアーを発表すればチケットは即完売し、圧巻のパフォーマンスでファンを熱狂させ、数多くの素晴らしいステージを披露した。それぞれ『テイラー・スウィフト: THE ERAS TOUR』、『Renaissance: A Film By Beyoncé』というコンサートフィルムも公開され、世界中で大きな盛り上がりを見せたのも記憶に新しい。 【写真】私服からドレス、衣装まで! 歌姫テイラー・スウィフトのスタイル遍歴167 そんなトップアーティストの2人、実は仲が良いことはご存じ? 前述の映画のプレミアに、お互いを祝うべく忙しいスケジュールの合間を縫って参加し、授賞式で顔を合わせれば賞賛し合う、周囲もうらやむ友情関係を築いている。ここでは、2024年2月のテイラー来日公演を記念して、音楽界のアイコンでもある彼女たちの何年にもわたる友情タイムラインを、心温まるエピソードとともにお届け。 From ELLE US
2009年9月
2009年9月13日のMTVビデオ・ミュージック・アワード(VMAs)は、テイラーとビヨンセにとって忘れられないイベントとなった。それは、カニエ・ウェストの暴走により、2人が初めて公の場で並ぶことになったから。 当時19歳だったテイラーは『You Belong With Me』で最優秀女性ビデオ賞を受賞。しかしそのスピーチの舞台に、なんとカニエが乱入。同じくノミネートされていたビヨンセの楽曲『Single Ladies (Put a Ring on It)』のほうが賞にふさわしいと思ったらしく、突然テイラーのマイクを奪って「テイラー、受賞して本当によかったな。最後まで歌っていいが、ビヨンセのビデオは本当に素晴らしいんだ、史上最高のビデオのひとつだ!」と発言。 彼の信じられない行動に観客からはブーイングが飛び、ビヨンセも困惑した表情を浮かべた。その後、ビヨンセは年間最優秀ビデオ賞を受賞。 ビヨンセはステージ上で、「デスティニーズ・チャイルドと一緒に初めてMTVでアワードを受賞した、17歳のときのことを今でも覚えています。それは人生の中で最もエキサイティングな瞬間のひとつで、だからこそテイラーにもそんな瞬間を体験してほしいのです」と話し、テイラーを壇上へと呼び込んだ。