山口戦は完敗も次節は勝って首位ターンへ! 清水エスパルス・秋葉監督が求めることは…「もっと野心的に」【静岡発】
山原副将「緩みは許されない」
-敗戦を経ての今週の準備 清水エスパルス・山原怜音 副主将: シーズンでは勝ったり負けたりあるが、次の準備のために自分たちは過ぎたことは忘れなければいけない。それで今週1週間積み上げることができた。最高の準備が出来た。 藤枝は去年アウェイで力負け。今シーズン出だしは調子が悪かったものの、今は好調で来ていると思う。油断や緩みは許されない相手。組織として強く、ハードワークや帰陣の速さがあり、決定力や攻撃の厚みもあり、注意するべき点がたくさんある。 自分のフリーキックに関しては練習から感覚が良くて自信を持っている。結果につながっていないが、鹿児島戦・山口戦では良い感覚でキックが打てているので結果に結び付けたい。矢島選手は良いキックを持っていて、互いにリスペクト出来る関係になっている。キッカーを決める時もチームにとってどちらがいいかという基準で、得意な位置や互いの調子の良さを理解し合いつつ良い関係で決めることができている。 藤枝のシステムに対してまずはマークをはっきりさせること。横浜FC戦の反省はロングボールに対する対策だった。そこは水戸戦・山口戦はラインの上げ下げと、蹴られる前のプレスがかかるかどうか、嵌める場面を含めて修正している。自分たちは首位なので、研究されて相手がいろんなことをやってくるのは当然なので、さらにそこに準備したい。 -現在首位に立っていることついて 清水エスパルス・山原怜音 副主将: 正直、大学時代を含めてサッカー人生で首位に立つ経験はほとんどなかった。いつも追いかける立場で、J2に例えるとプレーオフ圏内をうろつくような感じ。経験則は言えないが、自分たちがブレずに、やらなければならないことをひたすらやることが大事だと思う。90分間、自分たちのサッカーをやることに集中したい。 -試合当日に誕生日を迎える 清水エスパルス・山原怜音 副主将: 試合当日が誕生日だったこと…あまり記憶がない。去年は誕生日前日が試合だったが、平常心で特に考えることはない。試合が終わったら誕生日だったことに気づきたいくらい。 自分は25歳になるが、フレッシュな気持ちはまだ忘れたくない一方で、チームの勢いの部分でプラスを与える存在でいたいが、年齢的には若いものの選手の構造では中堅にあてはまり、若手に語りかけたり、パフォーマンスを見せなければならない立ち位置でもある。 両方をやりつつ、大きく考えれば楽しく生きることが一番なので、サッカーが出来ることに感謝しつつ、25歳の1年を過ごしたい。 (テレビ静岡 報道部スポーツ班・外岡哲)
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