【バドミントン】「全英オープンは特別な大会。先を見すぎ、二人でこの舞台を楽しむことが結果につながればと思う」(櫻本)
松本麻佑/永原和可那 女子ダブルス1回戦で櫻本絢子/宮浦玲奈に1-2で敗れる
永原 風の影響もあって、相手の球が結構伸びていました。相手のレシーブもよくて、自分たちのいい形をあまりつくらせてもらえず、自分たちのミスで流れに乗り切れなかった。こういう風で難しいところでも、しっかり入れていけるようにやっていかないと難しいと思いました。最近は、いい時と悪い時が交互にきている。いい試合ができた後の次が悪くなって、それを修正してよくなるという感じです。強い選手はそういうのがなくて、常にいいパフォーマンスだったり、100パーセントに近いパフォーマンスができている。自分たちは波があるので、そこはしっかり反省したいです。 松本 少しコンディションがよくなくて、最後まであまりいいイメージがもてなかったのが敗因かなと思います。仮にこのままオリンピックに出られても、簡単には勝てないなというイメージがついてしまったので、次の試合までに、なんとかそれを克服できるようにしたいです。(1回戦敗退については)絶対に負けれない一戦だと思っていました。どこで負けるにしろ、1回戦で負けるのはすごいよくなかったと思います。でも、時間は巻き戻せないので、次に向けてまた頑張るしかないです。
緑川大輝/齋藤夏 混合ダブルス1回戦でデンマークのクリスチャンセン/ボエに1-2で敗れる
緑川 (2ゲーム目は)少し嫌な風が吹いてたというか、自分はやりづらく感じてましたが、感覚を取り戻しながらだったので、ファイナルゲームに入ってどうなるかなと思っていました。(心理面の変化は?)特にはなかったですけど、どうしても攻められている感じがあって、1ゲーム目の時よりも自分たちのスピードが落ちていた。そのスピードが落ちているのに、自分たちのプレースタイルを変えず、2、3ゲーム目を普通にプレーしてしまった。2ゲーム目を取られてから、もう少し考えながらやる必要があったと思います。 齋藤 2ゲーム目からは相手がサービスまわりでスピードを上げてきたので、自分たちが先手になることが少なかったです。3ゲーム目の出だしはよかったですけど、後半に攻められることは多かったと思います。自分たちがもっと攻められないような対策、例えばレシーブで頑張るのか、それとも攻めで頑張るのか、どちらか一択に絞ってやった方がよかったかなって思います。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO