内田理央&松井玲奈が語る、土ドラ『嗤う淑女』の見どころ「登場のシーンから衝撃的」
内田理央のテンションを爆上げしてくれる魔法の言葉「●●」とは
──この作品は悪女の美智留が人々の人生を狂わしていく作品だと思いますが、身の回りに美智留みたいな人はいますか? 内田 いないかも…いたら離れますね(笑)。美智留の魅力は、やっぱり言葉巧みなところもそうですし、相手のことを瞬時に理解するところだと思っています。相手が一番言って欲しい言葉と一番言って欲しくない言葉を瞬時にわかってしまうような。なんか見透かされているようなところだと思うんです。だから、きっと私が相談者だったら気づけないなとは思いますね。離れたいけど離れられなくなっちゃうのかな…だから周りにいるのかな、実は。いや、たぶんいないと思います(笑) 松井 美智留のような人はたくさんいるのではないかなと思っています。このドラマではキャラクターとして、とても悪い人という印象ですが、日常ではちょっとした言葉の使い方で人を手のひらの上でうまく転がしている人が、意外とたくさんいるのではないかと思っています。ただ私たちは気づかないだけで、知らないうちに思い通りに動かされているのでは…と思うとちょっと恐いなと思います。でも美智留のそういう部分は賢さという魅力の一つだと思いますので、恭子として見るとちょっと怖いと思う時もありますが、違う目線で見るととても魅力的で賢い女性だなと思いました。 ──ちなみに誰かを言葉で転がしたということはありますか? 内田 たぶんないと思います(笑)。転がしたことはないと言っておきます(笑) 松井 私も誰かを手のひらの上で転がしたことはないと思っています(笑) ──では誰かに手のひらの上で転がされたということはありますか? 内田 昔のマネージャーさんの話なんですが、私が仕事でつらくなって「そんな大変なこと嫌です」と言いそうになると「お嬢!」って言うんですよ。それによって私はお嬢なんだから頑張らないといけない、と思って転がされていました。「お嬢!実はこんな話が…」みたいに言われると「やってやりますか!」みたいな気持ちになるんです(笑) 松井 私は親に手のひらの上で転がされたことはありますね。誰しも似たような経験はあると思いますが、子供の時に嫌いな野菜を細かく刻まれたカレーを「普段と同じカレーだよ」と言われて、嫌いな野菜に気づかずに食べるという(笑)それはうまく騙されて野菜嫌いが治ったなと思います。 ──最後に視聴者の方へのメッセージをお願いします。 内田 やっぱり見どころはミステリアスで聡明な悪女・蒲生美智留と登場人物が出会い、それによってみんなの人生がどう狂わされて、どう転がっていくのかというところだと思います。そして玲奈ちゃんが演じる恭子と美智留の関係性も見どころの一つだと思います。ストーリーが進んでいくうちに2人の過去や秘密も明かされていくと思いますので、ぜひそこもお楽しみください。 松井 毎回登場するゲストの人生が美智留によってどんな風に狂わされていくのか?というところも見どころの一つです。そして、それが積み重なっていくことでこの物語が最終的にどこに向かっていくのか、どういう結末を迎えるのか、というのを視聴者の方にぜひドキドキしながら見守っていただけたら嬉しいなと思います。
ENTAME next編集部