宝塚駅前の宝塚市立男女共同参画センター・エル

　子育て中の女性を対象に「ボルベール　帰郷」を上映する映画会が7月12日、宝塚駅前の宝塚市立男女共同参画センター・エル（宝塚市栄町）で開催される。（西宮経済新聞） 　ジェンダー不平等の解消に向けて取り組んでいる同施設では、男女共同参画に関する情報の収集と提供、女性のための相談、講座の実施、活動グループの支援などを行っている。子育て中の女性を対象にした上映会「わたしに戻る映画の時間」シリーズは、家事・育児・仕事に慌ただしい毎日を送っている人に、「ひとときの間、『ママ』から『わたし』に戻って過ごしてほしい」と毎年企画している。 　2006年のスペイン映画「ボルベール 帰郷」は、娘パウラと失業中の夫を養うため、毎日懸命に働くライムンダに、2つの死が降りかかる物語。母・娘・祖母の3世代にわたり、女性たちがさまざまな悩みや秘密を抱えながら苦難を乗り越えていくヒューマンドラマ。第59回カンヌ国際映画祭では、主演のペネロペ・クルスさんをはじめ6人の女優全員が最優秀女優賞を受賞した。 　10時上映開始。先着20人。一時保育は先着10人（対象は1歳～就学前）。参加・保育無料。6月3日9時から、参加を受け付ける。