早くも注目? 今オフのFA有力野手(4)巨人の要が1年契約で
シーズンオフに大きな話題を集めるのが、FA(フリーエージェント)移籍だ。2023年オフも、西川龍馬、山﨑福也、山川穂高の3選手がFA権を行使した。2024年も多くの選手がFA権を取得する見込みとなっており、早くも去就が注目される選手が存在する。今回は、2024年オフにおけるFA市場の注目野手を紹介したい。
大城卓三(読売ジャイアンツ)
・投打:右投左打 ・身長/体重:187cm/90kg ・生年月日:1993年2月11日 ・経歴:東海大相模高 - 東海大 - NTT西日本 ・ドラフト:2017年ドラフト3位 球界屈指の“打てる捕手”として、読売ジャイアンツの正捕手に君臨する大城卓三。2024年に国内FA権を取得する見込みとなっており、仮にFA宣言となれば、争奪戦必至となるだろう。 NTT西日本から2017年ドラフト3位で巨人に入団すると、ルーキーイヤーから83試合に出場。翌2019年には打撃を買われ、一塁手としても出場機会を増やした。 2020年からは正捕手の座を掴むと、同年は打率.270、9本塁打、41打点の活躍でベストナインを受賞。 2023年には第5回WBCの日本代表に選出。レギュラーシーズンでは134試合出場、打率.281、16本塁打、55打点とキャリアハイの数字を残し、2度目のベストナインに輝いた。 プロ入り当初から課題に挙げられていた盗塁阻止率も、レギュラー定着以降は安定した数字を記録しており、攻守で高いレベルを誇る。 順調に行けば、2024年で国内FA権の取得条件を満たすが、2023年オフは単年契約で更改。早くも去就に注目が集まっている。
ベースボールチャンネル編集部