内藤哲也 12日・シカゴでの大合唱目指す 中5日も「すぐ英語の勉強に取りかかる」と公約
「プロレス・新日本」(12日、米シカゴ・ウィントラストアリーナ) ジョン・モクスリーを挑戦者に迎えて3度目の防衛戦を行う王者・内藤哲也(41)が8日、都内で記者会見を行った。 【写真】黄金のベルトを手に「アブレ・ラ・オホ」ポーズ 内藤は6日の両国国技館大会で、辻陽太とのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン対決を制して王座を防衛したばかり。モクスリーには2019年のG1クライマックス公式戦で敗れており、「彼の眼の前で勝利する俺の姿を見せたいなと思いました。俺は俺のやり方でモクスリーから3カウントを奪って、IWGP世界ヘビー級チャンピオンとして日本に帰ってきたいと思います」とリベンジ防衛を宣言した。 米国では2019年11月のサンノゼ以来となる「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン!」の大合唱も「海外でもやってみたいわけで。今回モクスリーに勝利すればシカゴでもできる」と狙っているが、「両国でのマイク(片仮名英語)で気付いたと思いますが、俺、ほとんど英語しゃべれないですよ」と、厚い壁があることを告白。 「まだ日にちありますからね。英語をこの短期間で一生懸命勉強して、シカゴの会場に来てくださるお客さんと一緒に大合唱できるよう、この会見が終わり次第すぐに英語の勉強に取りかかろうと思っています」と、語学特訓を約束した。 また、新世代の中では「頭五つくらい抜けている」と評価する辻を相手に防衛したことで、「新世代の選手たちとタイトルマッチをするのもありかなと思いました」と、ベルトをめぐる世代抗争にも興味が出てきた様子。辻の他の新世代には、IWGP世界ヘビー級選手権試合のステージまでレベルを上げてくることを求めていた。