福本ヒデ 石破茂首相のものまねに苦労「ニセモノやっててもツラい」
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」の福本ヒデ(53)と浜田太一(60)が12日、大阪・サンケイホールブリーゼで行われた「社会風刺コント集団ザ・ニュースペーパー 2025」(来年1月11日)の取材会に出席した。 同公演は、9人のメンバーが政治、経済、事件、芸能のニュースに登場する人物をものまねし、社会情勢を笑い飛ばすステージだ。 2人は、石破茂首相のものまねキャラ・石破シゲル(福本)と岸田文雄前首相のものまねキャラ・岸田フミオ(浜田)の姿で登場した。 今回の公演について福本は「ブレることなく、今起きていることをコントにする。時の総理は必ずやります。アメリカの大統領、スポーツだと大谷(翔平)くん、将棋の藤井聡太くん、新しい兵庫県知事は、どなたがなってもやります。コンプライアンス全く関係のない、テレビで放送できない笑いをここでなら見られる」とアピール。コンプライアンスは関係ないとはいえ、暴力系や下ネタはやらない考え。 一方、浜田は「お孫さん連れて親子3代でいらっしゃることも。年齢的に全部に共通するようなネタを作ってきたい」と意気込んだ。子どもが分からなかった所を、公演後に大人が説明することで、会話のきっかけ作りや、就職活動の時事問題の勉強になるメリットがあるようだ。 ただ、石破首相のものまねには苦労するという。福本は「(9人のメンバーの中で)誰も石破さんに該当する人がいないので、苦肉の策でカツラをかぶり、口の中に綿を詰めてやります。イベントに行くと(関係者が)良かれと思って本番前にコーヒー出してくださる。すると本番中、ずっとコーヒーの味がして…ニセモノやっててもツラい」とボヤいていた。
東スポWEB