「痺れた…激アツ!」「涙が出る」関東第一“奇跡のバックホーム”再来にファン胸熱! 28年前の松山商、伝説のプレーを回顧する声も続出「同じ日にエモすぎるだろ!」
第106回全国高校野球選手権大会は8月21日、準決勝2試合が行なわれ、第1試合では関東第一(東東京)が神村学園(鹿児島)を2-1で破り、初の決勝進出を決めた。 【動画】28年前の夏の決勝で飛び出した“奇跡のバックホーム”! 劇的なゲームの幕切れとなった。2-1と関東第一のリードで迎えた9回2死一、二塁から、神村学園は代打の玉城功大がセンター前へヒット。二塁走者の岩下吏玖が本塁に突入するが、関東第一の中堅手・飛田優悟がホームへノーバウンドで返球し、タッチアウト。熱戦に終止符が打たれた。 歓喜に沸く関東第一とうなだれる神村学園。明暗が分かれる形となったが、スタンドからは緊迫の好ゲームを展開した両チームに対して、惜しみない拍手が贈られた。無論、SNS上も劇的な幕切れに沸いたが、とりわけホーム返球のシーンに驚愕する声は多く、「完璧なバックホームやな!」「このプレーは痺れた…激アツ!」「最後のバックホームえっぐ」「このプレーの為に毎日毎日バックホームしてベースランニングしてきたかと思うと涙が出る」「センターもランナーもめちゃかっこいいぞ」「9回2死で代打を任されヒット打った玉城選手、努力の賜物」などと見事な返球をみせた飛田だけでなく、本塁クロスプレーに絡んだ選手たちを讃えるコメントが寄せられた。 また、ネット上では28年前の同日8月21日に行なわれた夏の選手権決勝「松山商対熊本工」の延長10回に飛び出した“奇跡のバックホーム”に言及する声も多く、「いや同じ日とかエモすぎるだろ!」「歴史は繰り返される!!」「甲子園100周年の今年にまた同じようなドラマが起きるとは! 野球の神様って本当にいるんだなぁ」といった声も数多く寄せられた。 なお準決勝の第2試合は、京都国際(京都)が青森山田(青森)を3対2で破り、決勝進出を決めている。決勝は、8月23日に関東第一対京都国際の顔合わせで午前10時プレイボールで行なわれる。 構成●THE DIGEST編集部
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