第93回選抜高校野球 明豊高選手紹介/5止 /大分
<センバツ甲子園> ◇「父の支えに応えたい」 和才蒼空内野手(3年) 野球経験者の父・竜也さんの影響で、小学1年からバットを握った。「練習がキツくても、試合で結果を出すと全て報われる」 同部の保護者会長を務める父は、毎週末、練習に顔を出し、炊き出しなどで献身的にチームを支える。「これまでの親の支えに活躍で応えたい」と力を込める。 「スタメンでなくても、ランナーコーチやベンチの声出しを精いっぱいやりたい」 ◇「チャンス狙いたい」 原駿太外野手(3年) 「外野手は少なく、他の選手の調子によってはすぐ出番があるので、しっかり準備したい」。川崎絢平監督の捕球ギリギリのノックで鍛えられ、球際に強く、守備範囲が広い。 昨秋の九州地区大会では、九州各県の強豪選手と比べて、自分の体が小さいことを自覚。ウエートトレーニングに励み、一回り成長した。バットも振り込み「フルスイングに力が加わった。チャンスを狙いたい」。 ◇「打たせて取る投球を」 永見星直投手(3年) 昨春は腰痛のため、出遅れた。8月から復帰し、遅れを取り戻そうと、体幹トレーニングに力を入れ、他の選手よりも1、2セット多く数をこなした。 「先発が調子を落とした時など、ワンポイントで使われる。3人が安心して投げられるよう支えたい」。最速130キロ前半で、直球の投げ分けで、テンポ良く、打たせて取る。「与えられた役割をきっちりこなしたい」 (学年は新学年)=おわり