「3月末でマイル延長措置が終わる」ANAマイル、どのように使えば“コスパ”がいいのか
今、行きたい旅行先がないという場合は、「ANA SKY コイン」に交換するという方法がある。ANA SKY コインはANAの航空券や旅行商品の支払いに使える電子マネー。1マイル=1コインに交換でき、1万マイル以上を交換する場合は交換レートが1.2倍に。会員ステイタスやANAカードの種類によっては最大1.7倍になる。 ANA SKY コインの有効期限は交換月より12カ月目の末日までになるので、実質、マイルの有効期限を1年延ばすことができる。しかも特典航空券の旅行ではマイルは付かないが、ANA SKY コインで購入した航空券の場合はマイルが付く。特典航空券と比較するとお得感は目減りするものの、有効期限が延ばせることや、新たにマイルが貯まるところが魅力だ。
マイルを使う選択肢として、次に考えたいのがANAグループの関連サービスで利用することだ。海外旅行なら「ANAワールドホテル」、国内旅行なら「ANAトラベラーズホテル」の加盟ホテルで、ANAのマイルを1マイル=1円相当で利用することができる。旅行中のホテルをいつもよりグレードアップしたり、ホテル代が無料になる分、アクティビティやグルメの予算を増やしたりと、旅行をより有意義に楽しめそうだ。 ANAグループのショッピングサイトでも1マイル=1円相当で利用できる。トラベルグッズやANAオリジナル商品など、国内外の厳選された商品を販売する「ANAショッピング A-style」のほか、ANAのグッズや日用品、食品、ファッションなど、さまざまな商品を販売する「ANA Mall」の買い物に利用できる。ANA厳選の商品を用意する「ANAセレクション」でも利用でき、こちらでは5000マイルから商品に交換できる。
機内販売の商品もマイルで購入できるが、国内線機内やANAラウンジ内のANA Wi-Fiからアクセスできるオンラインショッピングサービス「ANA STORE@SKY」からのみ購入可能。機内やANAラウンジで事前に設定しておけば、飛行機を降りてからでも2日間は利用できる。 ■「ANA Pay」にチャージして日常的な買い物に使う ここまででマイルの使い道が見つからなかった人なら、ANAのキャッシュレス決済サービス「ANA Pay」を活用しよう。1マイル=1円相当としてチャージでき、「Apple Pay」や「Google Pay」に設定することで、全国のiD加盟店やVisaのタッチ決済加盟店、JCBのSmart Code対応加盟店などで利用できる。