ヒグマ駆除の問題で揺れるマチで“親子グマ”らしき姿の目撃が12日から相次ぐ 警察や町が注意を呼びかける 北海道奈井江町
地元の猟友会が報酬の低さなどを理由に、ヒグマの駆除などの活動を辞退した北海道空知地方の奈井江町で、12日からクマの目撃が相次ぎ、警察などが注意を呼びかけています。 13日午前11時半ごろ、奈井江町内の道央自動車道近くの道を走行した男性が、車の中からクマ2頭の姿を目撃しました。 すぐに男性は、近くをパトロールしていた警察官に「親子グマがいた」と伝え、警察官が現場周辺を調べましたが、クマは見つかりませんでした。 警察によりますと、2頭のクマは、親子とみられ道路を歩いていたということです。 クマが目撃された現場周辺には、ゴルフ場や町営の墓地、工場などがあり、いまのところ、クマの痕跡や被害は確認されていません。 近くでは12日にも、親子とみられるクマ3頭が目撃されており、同じ個体の可能性もあるとみられています。 警察や町は、目撃情報が相次いでいることから注意を呼びかけ、警戒を続けています。 奈井江町では、地元の猟友会が報酬の低さなどを理由に、ヒグマ駆除などの活動を辞退し、町は猟友会への依頼を断念することを明らかにしています。 今後、奈井江町は、ヒグマの捕獲や殺処分について猟友会に所属していない別のハンターや民間の業者に委託する方針を示しています。
北海道放送(株)
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