学校で働く看護師の人材確保に向け 「医療的ケア看護職員」の希望者登録制度を開始へ 香川県教育委員会
学校に通う医療的ケアが必要な子どもに対し、痰を吸引したりチューブで栄養を補給したりして学校生活を支える看護師を「医療的ケア看護職員」と呼びます。その確保に向けて、香川県教育委員会が希望者を登録する制度を10月から開始します。
この制度は、香川県の公立の幼稚園、小・中学校、高校、特別支援学校で医療的ケア看護職員として勤務を希望する人を登録し、学校で配置の必要が生じた時に、希望する市町の教育委員会や県立学校に、登録した人の連絡先などを提供する制度です。 登録できるのは、看護師免許を持っていて、病院などで臨床経験がある人です。 県教委によりますと、県内の医療的ケア看護職員は、去年5月時点で、幼稚園・小学校・中学校に18人、特別支援学校に17人いて、現在は対応できているということです。ただ、全国的には不足傾向にあり、今後に備えて制度を創設しました。 登録申込書は、県教委特別支援教育課のホームページからダウンロードするか、特別支援教育課の窓口で受け取ることができます。
KSB瀬戸内海放送