センバツ2023 活躍願い折り鶴 アルプス席での応援準備 彦根総合・保護者会 /滋賀
センバツ出場が決定した彦根総合野球部の保護者会が5日、彦根市芹川町の同校で開かれた。約80人が集まり、選手たちへのサポート態勢や甲子園球場での応援に必要な準備について話し合った。 森田櫂選手(2年)の父で保護者会長の伸一さん(50)は「出場が決まってうれしい反面、初出場で何もかもが初めてとなり、戸惑うことも多い。一番は子どもたちに気持ちよく野球をやってもらうこと。しっかり準備を進めたい」と語った。 この日は、スクールカラーの緑を基調とした新たな保護者用ジャンパーを作り、アルプススタンドでの応援の際に着ることを決めた。折り鶴を束ねて「猛進」の言葉を浮かび上がらせる「鶴文字」の制作も決定。保護者たちは「猪突(ちょとつ)猛進の勢いで、甲子園で勝ってもらおう」と早速、青や黄色の折り紙で鶴を折り、選手たちの甲子園での活躍を願っていた。【礒野健一】