熊本市役所で仕事初め 大西市長「市民に安心感を与える一年に」
テレビ熊本
熊本市の仕事初め式には市の幹部約30人が出席。一般職員には、働き方改革の一環でライブ配信で大西市長が訓示しました。 大西市長は冒頭、12月31日に発生した熊本市電の脱線事故に触れ、改めて安全運行を誓いました。 【大西市長】 「大みそかまで市電の脱線事故が起こってしまい、困難なことが多い一年だったが、市電だけではなく、市政全般で市民に安心感を与える一年にしたい」 その後の年頭会見で大西市長は今年を表す漢字として『心』を掲げました。 【大西市長】 「市政には課題が多いが、職員一丸となって、市民のために誠意を尽くす〈心〉が固ければ困難も乗り越えていける」 また、相次ぐ市電の運行トラブル防止策として熊本市交通局内に1月1日付でベテラン運転士など6人で構成する『安全対策チーム』を設置したことを明らかにしました。 これまでは運転士の指導・教育は管理部門が計画し営業所が実施していましたが、対策チームが運転士の指導、教育、事故防止対策までを一体的に担います。 大西市長は「安全に関するノウハウの蓄積や人材育成もより効果的に行うことができる」としています。 熊本市電では去年、31日の脱線事故も含めて16件の運行トラブルが発生しています。 一方、木村知事は相次ぐ運行トラブルについて次のように述べました。【木村知事】「市電の脱線事故というのは大変由々しき事態。しっかりと熊本市電には線路や車両の整備などを確認してほしい」
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