大殿の店や文化財がガチャに あすイベントで販売【山口】
山口市内の大学生と地域住民で作る団体「おおどのゆーちゅー部隊」(亀井大慈代表)は、同地域の店舗や文化財のキーホルダーを作成した。27日午前10時半~午後9時半に道場門前商店街で行われるクラフトマルシェで「おおどのマニアックがちゃ」としてカプセルトイ販売機で提供する。 同団体は、大殿地域の魅力を動画にしてユーチューブで発信している。さらに地域の人にもあまり知られていない大殿の歴史物や地域で活躍する店舗を周知しようとキーホルダーを作成した。 動画の再生回数が10万回を超えた庚申塔やアトリエa.p.r(片山涼子代表)が手掛けたがまぐち、洞春寺の大仏、堀豆腐店(堀博之代表)の「ほりちゃんとうふ」など6種類を用意。デザインの元となる写真は苦労したという。同封の説明書にも大殿大路を背景とするこだわりを見せている。キーホルダーの裏には、同団体の動画や店舗のインスタグラムへリンクしている2次元コードを付けた。 庚申塔の拓本を作成した松井愛実さん(県立大国際文化学部3年)は「難しいところもあったが楽しく作成できた。完成してうれしい」と笑顔。亀井代表(山口大経済学部4年)は「大殿のマニアックな魅力をゲットして、大殿愛を深めてほしい」と購入を呼び掛けている。 1回300円で各50個、計300個を用意。11月10日午前9時半~午後3時半に大殿地域交流センターで行われる大殿ふるさとまつりでも販売する予定。