「若いうちから貯金しておきな!」と言われましたが、なかなか乗り気になりません。30代から貯金を始めるのでは遅すぎるでしょうか?
貯金のモチベーションを上げるコツ
計算上、30代から貯金を始めても遅くはないとはわかっても、乗り気にならなければ始められません。ここでは、貯金のモチベーションを少しでも上げるコツを紹介しましょう。 ◆少額から始める 最初は少額からでも問題ありません。あまり貯金とは胸を張っていえないと思ってしまう金額からでも、取りあえずは始めることが重要です。慣れてきたら徐々に金額を上げていきましょう。 ◆目標を立てる 目標を掲げてから貯金を始めると、モチベーションを高めやすくなります。その際、高すぎる目標の設定は避けましょう。これも、最初は目標とはいえない程度の設定で構いません。すぐにクリアできる目標が、モチベーションの維持には大切です。クリアするごとに目標を少しずつ上げていき、徐々に貯金額を増やします。 ◆目標達成時にはご褒美を用意する 目標を達成したら、自分に対してご褒美を用意する方法も試してみましょう。欲しいものがあれば、それを買うのも構いません。ただし、貯金がなくなってしまうほどの高額なものは避ける必要があります。 目標金額ごとにご褒美を設定するのもよいでしょう。達成した目標金額よりも安いものとはなりますが、食べたかったものやファッションアイテムなどのご褒美を用意すれば、貯金のモチベーションも維持しやすくなります。
30代からでも十分に貯金は可能
30代からでも、平均的な収支で黒字となる金額を貯金し続ければ、定年退職する頃には2000万円以上を貯められる計算です。貯金を始めるタイミングとしては、まったく遅くはありません。 ただ、貯金を始めるにはモチベーションを上げる必要があります。少額から始めたり、クリアが可能な目標を掲げたりすると、貯金のハードルが下げられるでしょう。また、目標達成時に自分に対してご褒美を用意する方法も試す価値があります。 出典 総務省統計局 家計調査 2023年 1世帯当たり1か月間の収入と支出 2 男女、年齢階級別 総務省統計局 家計調査報告 家計収支編 2022年(令和4年)平均結果の概要 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部