ノロノロ台風、8月最後の週末直撃 伊勢神宮など行楽地は客足少なく 始業式どうなる?
夏休み最後の週末を控えるなか、お出かけや旅行の計画見直しに追われた方も多いのではないでしょうか。ノロノロ台風は、東海地方各地の行楽地にも影響を与えています。 【動画】“ノロノロ”台風 8月最後の土日の行楽地に影響 「伊勢神宮周辺のおはらい町です。台風の影響か人通りは若干少ないように感じます」(記者) 日中、晴れたり雨が降ったりを繰り返した三重県伊勢市。 夏休み最後の土日を控えた30日、駆け込みで夏の思い出を作りたいと思う人はどうやら少ない様子。 台風接近に備えて、休業する店舗も多くありました。 「『すみっこぐらし』が好きなので、ショップに来たが、休みなので。きょうはここだけ目当てに来たので、もう帰ります」(三重・津市から) 休業に子どもたちは――。 「表情がすべてを表しています」(カメラマン) こちらの家族は、台風の影響で伊勢神宮に目的地を変更したといいます。 「もともと沖縄に行く予定だったが、台風で急きょ当日に決まった旅行に、きのうから三重に来ています」(兵庫から) 子どもたちも楽しめたようで―― 「ジュースいっぱいのんだ!水族館であそんでたのしかった」(兵庫から) 「本当は沖縄に行きたかったが、三重に来てよかったと思っています」(兵庫から)
「まさかこんなことになるとは、思っていなかった」
おはらい町に店を構える土産物店「岩戸屋」。店主の牧戸さんによると、夏休み中ですが、客足は普段の2~3割だといいます。 「まさかこんなことになるとは思っていなかったから、ショックです。今週は“最後の追い込み”として期待していたが、残念」(岩戸屋 牧戸福詞さん) 営業中の店舗でも台風への対策が進んでいました。 こちらのお店は強風に備え、テイクアウト用の窓口を閉め、店舗内での受け付けのみに限定。 「店の前には冠水に備え、土のうが設置されています」(記者) 去年6月の大雨では、おはらい町の一部に冠水被害があったため、その経験から早めの備えが進んでいました。 「9月に2回3連休があるから、どんとお客さんが来ることを期待したい」(牧戸さん)