GW前だけれど…こちらはまだ冬 高原に残る高さ4mの「雪壁」に圧倒
ダウンを着て、ニット帽をかぶって…
長野県山ノ内町と群馬県草津町を結ぶ志賀草津高原ルート(国道292号)で23日、雪の壁の間を歩く催し「雪の回廊ウォーキング」があった。全国各地から参加した95人が、霧の中にそそり立つ高さ約4メートルの雪壁を見上げた。 【写真】そそり立つ雪壁を見上げる参加者
そそり立つ雪壁に「圧倒された」
両町による協議会主催。志賀高原発着の9キロと4キロの2コースと、草津町発着の9キロのコースが用意された。雪回廊は標高2千メートル超の群馬県側にあり、23日は霧に包まれた。群馬県高崎市の中野正英さん(69)は「幻想的な風景に圧倒された」と満足げ。同県安中市の森田裕美さん(48)は「通行止めが解除され、車が行き来する前にゆったり歩けるのも魅力」と話した。
雪回廊を含む志賀高原の陽坂ゲートから草津町の天狗山ゲートまでの冬季通行止め区間(23・1キロ)は、24日午前10時から通行できる。