漁師の訴え「1日も早く漁に行きたい」坂本農林水産大臣と馳浩知事 能登半島地震の被災地を視察
石川県の馳浩知事は、4日、坂本哲志農林水産大臣らとと被災地を訪れ、能登の一次産業の復旧、復興に向けて関係者らと意見を交わしました。 馳知事は、坂本大臣とともに輪島港や穴水町のJAのとを訪れ漁業や農業の関係者らと懇談しました。出席した漁師からは「1日も早く漁に行きたい。せめて荷捌き所の前の方を隆起した分だけ、仮いかだ、仮桟橋の用意をお願いしたい」といった話が出されました。 馳知事「岸壁を直す、荷捌き所を直す、給油所を直すと、様々なことを同時に進めなければいけません。実務的に協議をしながらできることからやっていく」 また、馳知事は午後に公立穴水総合病院を訪れました。病院からは、医療従事者の人員不足への支援を求める声があり、馳知事は「当面は医療の維持、機能強化に注力したい」と答え、奥能登の医療整備を進めていく考えを示しました。
北陸放送