“幸せ”が増える「おひとりさま」の過ごし方。人生が変わって、自信も生まれた
●ひとりがこんなに楽しいなんて!ビジホでサイコーにリフレッシュできた
――なるほど! 実際に泊まってみたら、たくさんの魅力に気づいてしまった? ぴや子:そうなんです! いま思い返しても衝撃で、「なんなの!? ここは」みたいな感じで(笑)。しかも高級ホテルと違って、懐にやさしい値段なところもいい。安いぶん、サービスも最小限というイメージがあるかもしれませんが、とんでもない! ぴや子:“あると助かる”ものはほぼ完備され、規模感が丁度よく、寝るだけじゃもったいない超快適な時間を過ごせます。着替えやアメニティも充実しているから、思い立ったら手ぶらで行けてしまうのもいいですよね。
●ひとりの時間も、みんなとの時間も幸せ
――ビジホステイを始めて、なにか変化はありましたか? ぴや子:いちばん変わったのは「自分自身」ですね。私、これまでほとんどひとりホテルステイや旅行をする機会がなかったのですが、ビジホに泊まって「ひとりってサイコー!」と心から思えました。だれの目も気にせず自由に過ごせる解放感もさることながら、いつもと違う環境にひとりで身を置くと、自分と素直に向き合えるようになるんです。この贅沢な時間を自分でつくり出しているという自信のようなものも生まれた気がしますし。同時に、「だれかと過ごすのもサイコー! 周りの人たちを大切にしよう」という気持ちも芽生えたんです。 「ひとりで過ごすなんてさみしい、恥ずかしい」という声をよく聞く反面、「ひとりで過ごせないなんてお子ちゃま」みたいに上から目線の意見もありますよね。私はそんなのどうでもよくて、ひとりでも、大勢でワイワイもどちらも好き。それぞれのよさを発見してからは、幸せ感が倍増しました。この幸せや楽しみを、いろいろな人たちと分かち合いたいとYouTubeに投稿してからは、変化のスピードもますます速まって…。ビジホステイを始めて、人生が大きく動き出したのをひしひしと感じています。だって、こうやって「取材」なんか受けちゃっているんですから。 『日本全国オトナのごほうびビジホ旅』(ワニブックス刊)では、ぴや子さんの全国47都道府県ビジホガイドが紹介されています。
ESSEonline編集部