中学生殺傷事件 広がる不安・・・4100人超が登校控える 葬儀では親族や同級生が最後の別れ惜しむ
RKB毎日放送
北九州市のファストフード店で男が中学生2人を殺傷し逃走している事件で、教育委員会は事件への不安などから、16日、市内の学校や幼稚園で4100人以上が登校を控えたと発表しました。 【写真で見る】中学生殺傷事件 広がる不安 葬儀では親族や同級生が最後の別れ惜しむ この事件は12月14日夜、北九州市小倉南区のマクドナルドで、男が中学3年の男女2人をいきなり刃物のようなもので刺し、逃走しているものです。 腹部を刺された中島咲彩さんが死亡し、男子生徒も致命傷になりかねない深い傷を負いました。 16日は被害に遭った2人が在籍する中学校は休校となりましたが、北九州市教育委員会によりますと、事件に対する不安から、16日は市内の学校などで4100人あまりが登校を控えたということです。 市教委は欠席扱いにはせず、要望に応じてスクールカウンセラーを派遣し、児童・生徒の心のケアに当たる方針です。 また、17日は午前11時から亡くなった中島さんの葬儀が執り行われ、親族や同級生が最後の別れを惜しんでいます。 男は依然逃走中で、警察が行方を追っています。
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