生徒の提案で実現…高校に移動期日前投票所 若者の投票率アップ目指す取り組み【岡山】
岡山放送
衆議院議員選挙などでの投票率向上を目指し新見市に設けられている移動投票所。10月22日、設置を要望した高校で生徒たちが一票を投じました。 正午から約1時間新見高校の校舎前に設けられた「移動期日前投票所」。18歳を迎え選挙権を得た生徒や教員らが次々に立ち寄って衆院選と岡山県知事選挙の一票を投じていました。 この取り組みは2023年2月、新見高校の生徒が市議会に要望し実現したもので、移動投票所が設けられるのは県内で初めてです。20歳から24歳の若者の投票率は、前回4年前の知事選が19.72%、前回3年前の衆院選が28.52%とともに全体の投票率より低くなっています。 (生徒) 「友達を誘って選挙に行くことのできる いい機会だった。」 「自分が国民として考えられる いい機会になった。」 「大人に近づいたようで うれしかった。」 (新見高校 水島優教諭) 「若者たちの自由な発想が形になっていることが生徒にいい影響を与えている。若い人たちの思いが全体に伝わることで 政治に目を向ける人が増えていければ。」 この移動期日前投票所は11月に行われる新見市長選挙でも市内4カ所を巡回するということです。
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