本来は遠藤航、マクアリスターより上の実力者? リヴァプールで忘れられるガラスの天才「クラブ内でも居場所を失う可能性が」
本来は中盤を支配できる実力者
現在リヴァプールでは日本代表MF遠藤航が評価を伸ばしており、負傷離脱しているMFアレクシス・マクアリスターの穴を巧みに埋めている。 ただ、本来はマクアリスターに代わるゲームメイカーとしてチームに貢献してほしい選手がいる。離脱が続いているMFチアゴ・アルカンタラだ。 コンディションが整っている時のチアゴは、プレミアリーグでもトップクラスのゲームメイカーと言っていい。本来はリヴァプールの中盤でも主軸になるべき選手だ。 しかし、近年のチアゴはとにかく負傷が多い。今季も出場は1試合もなく、最後にプレイしたのは今年4月のウェストハム戦だ。 スペイン『as』は遠藤の活躍を称えると同時に、チアゴの居場所はもうないのではと心配している。 「チーム内の競争は熾烈であり、チアゴは中盤だけでなくクラブ内でも居場所を失う可能性がある。今夏チームに加わった遠藤航に関しては、当初からそこまで期待されていたわけではなく、プレミアのリズムに適応するのに苦戦していた。しかし、遠藤は最近の試合で素晴らしいパフォーマンスを見せている」 今の遠藤の活躍ぶりを見れば、マクアリスターを1列前で起用するパターンもある。同じ新戦力組のドミニク・ショボスライ、若いライアン・グラフェンベルフやハーヴェイ・エリオット、カーティス・ジョーンズら枚数はある程度揃っており、コンディションが不安定なチアゴがポジションを奪取するのは簡単ではないか。負傷さえなければトップクラスなのだが、クラブとの契約が今季限りとなっているチアゴに復活の時はくるか。
構成/ザ・ワールド編集部