「偽装工作を重ね極めて計画的で悪質さも際立つ」懲役20年を求刑【現職県議の妻殺害事件】「身勝手な行動で人生を変えられてしまった」妻の姉も意見陳述 午後は弁護側が最終弁論行い結審へ 判決は12月23日に予定
塩尻市で3年前、妻を殺害した罪に問われている元県議の丸山大輔被告に対し、検察側は懲役20年を求刑しました。 【写真を見る】「偽装工作を重ね極めて計画的で悪質さも際立つ」懲役20年を求刑【現職県議の妻殺害事件】「身勝手な行動で人生を変えられてしまった」妻の姉も意見陳述 午後は弁護側が最終弁論行い結審へ 判決は12月23日に予定 元県議の丸山大輔被告50歳は、3年前の2021年9月、塩尻市の自宅を兼ねた酒蔵の事務所で、妻の希美(のぞみ)さんを殺害した罪に問われ、裁判で無罪を主張しています。 10月16日の初公判以来1か月余り、その間18回にわたって行われてきた裁判は、26日が審理の最終日となり、午前10時から希美さんの姉が「一方的で身勝手な行動により人生を変えられてしまいました。犯人はどんな処罰を受けても許すことはできません」などと意見を述べました。 続いて検察側は、「強い殺意に基づく悪質な犯行で、偽装工作を重ね、極めて計画的で悪質さも際立つ」として懲役20年を求刑しました。 丸山被告はこれまでの裁判で「妻を殺害したのは私ではありません」と一貫して無罪を主張。 弁護側は「事件前に夫婦間のトラブルは認められず、検察側の動機の主張には論理に飛躍がある」と反論し、「被告が犯人であることの直接的な証拠もない」と訴えています。 午後は弁護側が最終弁論を行って結審し、12月23日に判決が言い渡される予定です。
信越放送
【関連記事】
- 「こんな国に産んでごめんね…」「こんな腐った世の中を見せずにすんで良かった…」ともに我が子を事故で亡くした母親が残した言葉…親が調べて検察を動かし中3死亡事故は最高裁の判断へ、変わらない交通事故初動捜査の問題点
- 「極刑にしてほしい…」涙で声を震わせ妻の母親が証言「娘の苦しさを味わわせたい…」【現職県議の妻殺害事件】「本当に辛かった…なんでこんなことに、頭が真っ白に」娘を失った母が怒りの訴え
- 「子どもの数が増えて…」人口が増え続ける村…40年で人口が何と1.6倍に!給食センター新たに建設、保育園増改築…それにしてもナゼ増えている…?取材して分かった納得の理由
- 県幹部など招き「マツタケ狩り」過去には国会議員も参加…「ビニール袋に入れて持って帰ってもらった時も…」規格外品はお土産に、30年来にわたって村有林で…今後の実施は見送り
- 「結婚するつもりだよ、幸せにする自信がある…」SNSやり取り公開「結婚を迫られた…」元交際相手が証言「話を聞いてくれないとストーカーになりそうだ…」と一方的に…【現職県議の妻殺害事件】