センバツ2024 選手紹介/1 /徳島
◇憧れの聖地で輝く 3月18日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に、四国からは高知(高知)と阿南光(徳島)の2校が出場する。大舞台での活躍を誓う両校の選手たちの特徴や素顔などを、随時紹介する。【前川雅俊、山本芳博】※敬称略 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち ◇高知 平悠真(2年) 183センチ、79キロ▽投手▽右投げ右打ち▽50メートル6・8秒▽遠投102メートル▽愛媛・西条北中出身 140キロ後半の力のある直球とチェンジアップの緩急を駆使する本格派。昨秋の公式戦は全て救援で、7試合に登板した。27回3分の1を投げて奪三振23、防御率2・30。好きな言葉は「苦しみのない栄光などない」。将来の夢はプロ野球選手。 ◇阿南光 吉岡暖(はる)(2年) 182センチ、85キロ▽投手▽右投げ右打ち▽50メートル6・1秒▽遠投100メートル▽徳島・阿南中出身 最速146キロの直球が武器。昨秋の公式戦は全8試合に先発し、7試合を完投した。62回3分の2を投げて奪三振66、防御率2・44。冬場は直球のキレを磨くため筋力トレーニングなどに励み、体が一回り大きくなった。センバツ初勝利を両親に届けるのが目標。