母ヤギの愛情たっぷり受け お乳を飲んだり眠ったり 子ヤギ続々と誕生 雪が残る斜面の小屋
眼下に木崎湖を眺める大町市平海の口。雪が残る斜面に立つヤギ小屋をのぞくと、生後1日の小さな子ヤギの姿があった。おぼつかない足取りで立ち上がってお乳を飲み、身を寄せ合って眠るのを繰り返す。そんな子ヤギたちを母ヤギは優しくなめていた。 【写真】生まれたばかりの子ヤギ。おぼつかない足取りで立ち上がる
ヤギは岡本由良さん(49)が自宅周辺で飼育し、「小さな山羊牧場」の名前でチーズを製造、販売したり、ここで生まれたヤギを売ったりしている。今季は9頭いる雌のヤギが全て妊娠し、今月に入り計8頭の子ヤギが生まれた。出産は5月ごろまで続きそうだという。
子ヤギの購入希望者を募っており、岡本さんは「かわいがってくれる人が見つかったらいい」。見学や購入の希望者は事前に岡本さん(電話050・5479・5726)に問い合わせる。(河西宏樹)