リメイク版「ローズ家の戦争」に出演

　ベネディクト・カンバーバッチ（「パワー・オブ・ザ・ドッグ」）とオリビア・コールマン（「女王陛下のお気に入り」）が主演する、米サーチライト・ピクチャーズのリメイク版「ローズ家の戦争」にケイト・マッキノン（「バービー」）、アンディ・サムバーグ（「ブルックリン・ナイン-ナイン」）が出演することがわかった。米Deadlineが報じた。 　本作は「スキャンダル」「トランボ　ハリウッドに最も嫌われた男」のジェイ・ローチが監督。ほかにンクーティ・ガトワ（「セックス・エデュケーション」）、スニータ・マニ（「スピリテッド」）も共演する。 　1989年の映画「ローズ家の戦争」は、ウォーレン・アドラーの同名小説をもとにダニー・デビートが監督、マイケル・ダグラス、キャスリーン・ターナーが主演。オリバー（ダグラス）とバーバラ（ターナー）のローズ夫妻が離婚に向けて対立を激化させていくブラックコメディで、ゴールデングローブ賞作品賞、主演男優賞、主演女優賞の3部門にノミネートされた。 　カンバーバッチとコールマンが主演する新作「The Roses（原題）」は、「哀れなるものたち」「女王陛下のお気に入り」のトニー・マクナマラが脚本を執筆。成功したキャリア、自慢の子どもたち、充実した性生活と全てを手にしていたテオ（カンバーバッチ）＆アイビー（コールマン）の夫婦だが、テオの仕事の夢が絶たれたことで完璧に見えた家族の内側にあった対抗心や恨みが火を吹き始める、というストーリーのようだ。カンバーバッチの製作会社サニーマーチ、コールマンの製作会社サウス・オブ・ザ・リバー、ローチ監督がプロデュースし、今月クランクインする。