阪大微生物病研究会が「インフルエンザワクチン」の出荷現場を報道陣に初公開【香川・観音寺市】
岡山放送
インフルエンザが流行を迎える時期を前にインフルエンザワクチンを製造している観音寺市のメーカーで9月9日、出荷現場が報道陣に初公開されました。 インフルエンザワクチンが入った段ボールがフォークリフトで運ばれ次々とトラックに積み込まれていきます。インフルエンザワクチンの出荷現場を初公開したのは、観音寺市の一般財団法人、阪大微生物病研究会です。 阪大微研は、ワクチンの研究や開発に加え製造や供給も行っていて、2023年シーズンは、国内で使用されたワクチンの4分の1以上を供給しました。工場では、2024年シーズン流行が想定されるとして国が選定した4種類のワクチン株を混合したワクチンを製造しています。2024年2月から製造を開始し、9月7日から出荷を始めました。 (BIKEN製剤部 高原日出夫部長) 「日本全国で使ってもらって、インフルエンザを少しでも抑えることができればいいと考えている」 9日は、約100万本のインフルエンザワクチンが出荷され、阪大微研によりますと出荷は、10月いっぱいまで続くということです。
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