異常なほどのドジャースキラーが2打席連発!ダイヤモンドバックス・ウォーカー、9試合で9本目
<ドジャース-ダイヤモンドバックス>◇4日(日本時間5日)◇ドジャースタジアム 異常なほどのドジャースキラーが、2打席連続本塁打を放った。ダイヤモンドバックスのクリスチャン・ウォーカー内野手(33)が1回2死、左中間へ21号ソロを放った。2回2死一塁の第2打席では左翼へ22号2ラン。同一地区のライバルを相手に、この日も猛威を振るった。 この3連戦で5本目。今季はドジャース戦9試合目でなんと9本目。全本塁打のうち41%をこのカードで打っている。出場87試合のうちドジャース戦は10%。このカードになると、通常の4・1倍で本塁打が飛び出すという確変モードに入っている。 特に今季6試合目となっているドジャースタジアムでは異常な強さを発揮しており、初戦を除いて、2試合目から5試合連続で合計7発となった。同球場は本塁打が出にくい球場として知られている。 MLBのラングス記者によるとドジャース戦の5試合スパンで7本塁打は、03年トッド・ヘルトン、01~02年バリー・ボンズ、1958年ウィリー・メイズに次いで4人目。ドジャース戦に限れば、殿堂入りの強打者たちに肩を並べた。 通算では143本塁を放っているが、ドジャース戦は、これが27本目。カード別では最多で、全本塁打の19%を占めている。ドジャースタジアムでは通算18、19本目となった。 実はウォーカーは、ペンシルベニア州の高校に在学していた09年にドジャースからドラフト49巡目で指名を受けている。入団を拒否して、南カリフォルニア大に進み、12年のドラフト4巡目でア・リーグ東地区のオリオールズ入りした。17年にドジャースと同じナ・リーグ西地区のダ軍に移籍し、19年に29本塁打で素質が開花。ここまで4年連続2桁本塁打を放っている。