家賃月額230万円でも住みたい!?人気映画『パディントン』が撮影されたプリムローズ・ヒルの家が賃貸に
マイケル・ボンドによる児童文学の名作『くまのパディントン』をもとにした映画『パディントン』。2014年に公開され、日本でも大ヒットしました。主人公はペルーからロンドンに1人でやってきた、くまのパディントン。ひょんなことから親切なブラウン一家と出会い、彼らの家で暮らし始めますが、次から次へと騒動を引き起こします。ちょっぴりドジだけれど健気でキュートなパディントンは世界中の人の心を射止め、2017年には続編もつくられました。第3弾『Paddington in Peru(原題)』も2024年11月に公開される予定。それを楽しみに待っているパディントンファンに嬉しいニュースが届きました。ブラウン一家の住んでいた家と同じ通りにある物件が賃貸に出されているそうです。 【写真集】『パディントン』が撮影されたプリムローズ・ヒルの家
ブラウン一家の住所は「ウィンザーガーデン32」ですが、撮影はプリムローズ・ヒルのシャルコット・クレセントにある家で行われました。プリムローズ・ヒルは緩やかにカーブした道に沿ってかわいらしいパステルカラーの家が立ち並んでいることで有名。プリムローズ・ヒル公園の脇をぐるりと回るとオーガニックの食料品店やブティック、独立系グルメショップが並んでいるおしゃれなエリアです。
賃貸に出された家は歴史ある物件で、建築上及び歴史上重要な建築物につけられる「指定建造物」のグレード2(特別に重要な建造物)に認定されています。4階建てで寝室は4部屋、バスルームは3か所、通常の2倍の大きさのレセプションルーム、キッチンダイニングがついた広い邸宅です。自然光がたくさん入るのもセールスポイント。家具は付いていませんが、ガラス張りになっている増築部分とパティオガーデンにつながるファミリールームもあります。
家賃は月15,000ポンド(約230万円)、もしくは週4,361.51ポンド(約80万円)。経済的に余裕がないとパディントンのご近所になるのは難しそう。外観はイタリアンスタイルで、静かな脇道に立っています。周辺の施設も充実していて暮らしやすさはお墨付き。地下鉄のチョークファーム駅にも歩いてすぐです。