パテック フィリップのノーチラスを選んだのは、時計ジャーナリスト・篠田哲生──時計のプロは何を選ぶ?「これが私の一生もの時計」
パテック フィリップのノーチラスを一生もの時計に選んだのは時計ジャーナリスト・篠田哲生。 専門家の選びの基準とは? 【写真を見る】ロイヤル オークなど、愛用の一生もの時計を公開!
パテック フィリップのノーチラスを選んだ理由は?「ジェンタ・ラグスポのコンプリートを画策中です」
「ノーチラス 年次カレンダー 5726A」を10年以上前に購入したが(オーデ マ ピゲ「ロイヤル オーク」も同様)、その当時はオジサン時計という評価だった。 しかし今、この2モデルが大人気なのは納得できる。ジェラルド・ジェンタが好んだ薄くてエルゴノミックなデザインは着用感がよく、日常の時計として具合がいい。それでいて仕上げや磨きには高級感があり、所有欲も満たしてくれる。 となれば次は、ジェンタが1976年にデザインしたIWC「インヂュニアSL」の後継「インヂュニア・オートマティック 40」以外はあるまい。他の2本にはない耐磁性能を備えているので最高の実用時計として使いたい(篠田哲生)。
新作時計から選んだ次の一生もの候補
IWC インヂュニア・オートマティック 40 SSケース&ブレスレット、自動巻き、40mm径。¥1,628,000 by IWC(IWC)
篠田哲生 1975年、千葉県生まれ。専門誌や新聞、WEBなど40を超える媒体で時計記事を執筆。近著の『教養としての腕時計選び』(光文社 新書)は、海外でも翻訳出版された。 PHOTOGRAPHS BY AKIRA YAMADA
文・篠田哲生
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