実用化目指す「自動運転バス」 試験走行前に報道関係者向け試乗会開催(鳥取市)
山陰中央テレビ
運転手不足が深刻化するなか、将来のバス路線の維持に向けて鳥取市は「自動運転バス」の実用化を目指しています。運行の課題を検証する3回目の試験走行が始まるのを前に、12月12日に報道関係者向けの試乗会が開かれました。 運転手不足が深刻化するなか、鳥取市は「自動運転バス」を導入し、将来のバス路線維持を目指しています。12月13日から3回目の試験走行が始まるのを前に12日、報道関係者向けの試乗会が開かれました。 今回の試験走行では実際の運行を想定して、JR鳥取駅前から若桜街道、県庁前、鹿野街道を反時計回りに運行、途中、4か所の停留所が設けられます。 これまで2度の試験走行の結果を踏まえて、右折回数が少ないルートにしたほか、赤信号で確実に停車するため、ルート上にある信号機のデータと連動。また、路肩に止まる車を自動運転で避けられるよう、プログラムが改修されたということです。 鳥取市交通政策課・宮谷卓志課長: 「前回の実験では8割自動で走れたので、今回は9割以上目指している。100%に近づけていって、なるべく早く無人で運転できるようにできたらと思っている」 試験走行は13日から24日までの間にあわせて10日間実施され、平日は5便、土日は7便運行されます。出発時間1時間前までに予約すれば、誰でも無料で試乗できます。
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