17歳・早瀬憩「私は平凡だけど役への愛情は誰よりも強い」…初主演映画で憧れ新垣結衣と共演
女優の早瀬憩(17)が公開中の映画「違国日記」(瀬田なつき監督)で新垣結衣(36)とダブル主演に抜てきされ、注目を集めている。「魅力的な人生を役として生きられて、大切な作品になった」と思いを語った。 インタビューを受けるのは「初めてに等しい」と最初は緊張した面持ちだったが、芸能界に憧れたきっかけを聞かれると「欅坂46(現櫻坂46)のライブでした」と表情が和らいだ。「当時、小学生だったんですけど、ライブでメンバーが輝いている姿を見て感動して。元気づけたりする存在に自分もなりたいと思いました」 12歳でスカウトされたことを機にデビュー。昨年の日本テレビ系連続ドラマ「ブラッシュアップライフ」では、夏帆演じる門倉の中学時代を演じ、話題となった。初主演となった「違国日記」では、両親の死をきっかけに、叔母・槙生(新垣)と同居生活する朝役を演じた。 「結衣さんの足を引っ張れないというプレッシャーもあったけれど、(新垣に)『演技に違和感はないですか?』と相談をすると、一生懸命考えてくれて、救われました」と感謝。憧れの女優も「大好きな結衣さん」と即答した。 表情、存在感だけでなく、透明感がある声も大きな魅力で、本作で強い印象を残す。声の良さを伝えると「本当ですか!? そんなふうに言ってもらえるなんてうれしい」とはにかんだ。 演技は「まだ、達成感よりも反省することのほうが多い」と言いつつ「私は本当に平凡な人だけど、役に対する愛情は誰よりも強い。今後はコメディーにも挑戦したい」と目標も掲げた。(坂口 愛澄) ◆早瀬 憩(はやせ・いこい)本名同じ ▼生まれと経歴 2007年6月6日、千葉県出身。17歳。21年の日テレ系連続ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」でデビュー。NHK連続テレビ小説「虎に翼」では、土居志央梨演じる山田よねの少女時代を熱演。 ▼マイブーム ベース「違国日記でベースと出会い、もっと弾けるように練習したい」 ▼名前の由来 「周りの人が朗らかな気持ちになれるような存在になってという思いが込められてます」 ▼好きな教科 「国語が好きで、教科書を学期の始めに配布されるとすぐに読み切ってしまいます」 ▼好きな球団 ヤクルトの大ファン「ファンクラブにも入っていて、村上宗隆選手が推しです」
報知新聞社