<山本千尋>TOS開局55周年記念時代劇でヒロイン役 「自分に良きプレッシャーをかけ、緊張と喜びを高めております」
俳優の山本千尋さんが、2025年7月にテレビ大分で放送を予定している時代劇「はぐれ鴉」に出演することが明らかになった。本作は、TOS開局55周年を記念した時代劇ドラマで、山本さんはヒロインの英里を演じる。 【写真特集】山本千尋が美しすぎる女忍者に! まなざしと衣装にドキッ!
「はぐれ鴉」は、赤神諒さんの同名小説(集英社)が原作。寛文6(1666)年、豊後国・竹田藩で起きた凄惨な事件から、ただ一人逃げのびた主人公による復讐劇となる。主演は神尾楓珠さんで、仇敵役を椎名桔平さんが務める。また大分県出身の財前直見さんも出演する。BS11ほかでも放送を予定している。
山本さんは「私にとって時代劇をさせていただくのは、とても特別な事です」と明かし、「17歳だった私を一から育ててくださった大切な場所、京都太秦。初めての台本と木刀を握りしめ、お芝居も立ち回りも時代劇の素晴らしさも教えていただきました。英里のオファーをいただいた時、『千尋ちゃんにはいつか時代劇で“こういう役”も出来るようになってほしいなぁ』と太秦の皆様から言われていたことを思い出し、10年以上の時を経て、挑戦させていただけるこの機会に、自分に良きプレッシャーをかけ、緊張と喜びを高めております」と話す。
「台本・原作共に読ませていただきましたが、あまりにも素晴らしくて、美しくて、たくさん伝えたい想いはあるのですが、これから撮影が始まるということもありますし、時代劇は“サイレントサムライ”の精神で臨みたい自分もいますので、どうか英里として生きられたと言えるその時まで、まだ胸にしまわせてください」と思いを語った。